ポンテヴェキオ
エキスパート 後藤 あすか

職種・社員紹介

商品の“見た目”の話しかできない自分が悔しかった

バッグの販売職や事務職、美容業などを経験後、29歳でポンテヴェキオに入社しました。お客様から「ありがとう」の言葉を直接いただける仕事が自分に合っていると感じ、販売業に絞って転職活動をしていました。ジュエリー業界がいいなと思ったのは、30代を前に、結婚や出産といったライフイベントを経て長く働き続けられる仕事に就きたいと思ったから。ジュエリーは、どんな年代の方も、長く大切にしたいと思って手にするもの。自分自身が年齢を重ねることで、できる接客の幅も広がっていくのではないかと思いました。

入社当初は、商品知識のなさから接客はボロボロでした。販売職の経験があったため、お客様へのお声がけはスムーズにできるのですが、いざ商品をご説明しようとしても「かわいいですよね」「色がキレイですよね」など、見た目のことしか言えないんです。石の説明をさりげなくできる先輩たちに少しでも近づこうと、シスター(教育担当)の先輩を質問攻めにしたり、「ジュエリーコーディネーター」の資格の教科書を読み込んだり、他店に行って接客を受けながら商品知識を学んだり…。商品への理解が深まってくると心に余裕が生まれ、お客様との会話を楽しめるようになっていきました。

商品の話をあまりしていなくても、話が盛り上がり、お店の空間が心地よいと思っていただけると、ご購入につながることが多いんです。販売の仕事は「1対1のコミュニケーション」を大切にすることがすべてだなと感じます。

人見知りな自分だからできる接客を心がけた

お客様とお話する際に気を付けているのは、お客様一人ひとりに合った対応をすることです。ゆっくりおしゃべりを楽しみたいお客様には、こちらもゆったりと構えてお話しますし、相手の話すスピードやリズム、トーンに呼応するように話そうと思っています。実は、私自身が、初対面の方と話すのが苦手な人見知りタイプ。ぐいぐい接客にくる販売員さんが苦手なんです(笑)。だからこそ、自分がされたら嫌な“押し売り”のような振る舞いは、絶対にしないように心がけています。

また、お客様のお好みを常に把握するように、お客様一人ひとりのノートを作り、商品をお見せしたときの反応などを記録しています。新商品が入ってきたときは、お客様のお好みに合わせて「こんな商品が入りました」とご案内のお手紙を出すこともあります。

入社してから5年間ずっと、地域密着型の池袋西武店勤務ということもあり、私のシフトに合わせてお店に来ていただけるような常連のお客様にも恵まれています。カップルで来店していたお客様が結婚してブライダルリングを買ってくださり、その後、お子さまと一緒に顔を見せてくれたこともありました。「次の記念日もまた後藤さんから買います」と言われたときは、販売職をやっていてよかったと改めて思いましたね。

ジュエリーを扱う醍醐味を後輩にも伝えていきたい

2年前にエキスパート職になり、店長と密に情報共有をしながら、毎月の目標を話す機会が一段と増えました。普段の業務は接客がメインですが、“一緒にお店を作っていく”という意識が強く芽生えるようになりました。

スタッフの育成も、エキスパートの大事な仕事。気づいたことはその場ですぐに伝えるようにしています。人の印象は、会って6秒以内に決まるといわれているので「いらっしゃいませ」と笑顔でファーストアプローチができているかをまずは徹底しています。ジュエリーは、店頭で手にとって試着できる洋服や小物と違い、ショーケースに入っている商品を上から眺めることしかできません。だからこそ、どのタイミングでお声がけをするかがとても大事なんです。お客様に、商品に実際に触れて着けていただくことが、販売の第一歩。「この商品をご案内すればよかったんじゃないかな」「一度に多くの商品点数を出し過ぎて、迷ってしまったんじゃないかな」などと助言しながら、スタッフが自ら気づいてもらえるように心がけています。

教える側でありながら、私自身もまだまだ課題がいっぱいあります。ジュエリーは、年に何個も買うものではありません。だからこそ、リピートのお客様を作るのがとても難しい仕事です。新規のお客様にもう一度ご来店いただけるようにするにはどうしたらいいのか、ご購入される予定がなくてもふらっと立ち寄っていただけるような関係をどう作っていくのか。正解がない仕事だからこそ、今もやりがいを持って続けられているのだと思います。

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