サプライズでプロポーズをしたい！でも、そのためには、彼女の指輪のサイズを知っておく必要があります。

指輪のサプライズプレゼントを成功させるために、直接「指輪のサイズは？」って聞ければ間違いないけれど、指輪をプレゼントするつもりなのがバレてしまう…。できればこっそりサイズを知って、サプライズでプロポーズ＆プレゼントして彼女を喜ばせたい。
ここでは、そんな男ゴコロの一助となるべく、彼女の指輪のサイズをこっそり測る方法をご紹介したいと思います。

女性の婚約指輪のサイズって、平均はどのくらいなの？

レストランでのディナーの後、ロマンティックな雰囲気のなかで、彼女に婚約指輪を差し出し、すかさずプロポーズ！　そんな風に、彼女の喜ぶ顔（もしかして泣き顔!?）が見たい！という男性も多いのではないでしょうか。

でも、それにはまず彼女の指輪のサイズを知る必要があります。

一般的な女性の指輪のサイズがどのくらいなのかなど、基本的なリングのサイズもふまえ、いくつかのデータをご紹介します。

リングサイズとその大きさは？

日本の指輪のサイズ表示には、JCSサイズ（Japan Custom Size）とISO規格（JIS-S4700／ISO 8653）があります。JSCサイズでは「号数」でJIS規格では「番」で表示されます。海外と国内の指輪サイズの規定が違うため、ISO規格により統一がはかられていますが、現在の日本ではまだJCSサイズの「号数」が使われていることが多いようです。

JCSサイズでは、号数が１つ大きくなるごとに、内径が1/3mm（内周1.05mm）大きくなります。

◆リングサイズ表（リング内周：mm）

女性の婚約指輪の平均サイズは9号

Q.あなたの左手の薬指のサイズを教えてください。

5号以下…8.4％
6号…4.5％
7号…15.3％
8号…9.1％
9号…16.7％
10号…7.3％
11号…7.3％
12号…1.1％
13号…3.8％
14号以上…2.0％
わからない　24.0％
その他　0.3％
（データ出典：マイナビウーマン　http://woman.mynavi.jp/article/140324-12/）

とはいえ、身体が細くても、指の関節が太い女性もいれば、季節や時間帯など「むくみの度合い」などによっても指の太さは変化するので、サイズは本当に人それぞれ。

やはり、なんとかしてサイズを探りたいところです。

パートナーに気づかれずに、こっそりサイズを知る方法

指輪をプレゼントして彼女に喜んでもらうためには、指輪自体のデザインや豪華さももちろん、フィット感も大事なポイント。

「この人、私のことわかってない」

なんて思われないためにも、やっぱり正確なサイズを知る必要があります。

それにはどんな方があるのでしょうか？

アクセサリーをプレゼントしながらさりげなく聞く

一番の定番スタイルかもしれません。プロポーズでなくても、彼女にプレゼントをする機会があったら、アクセサリーとしてのリングを贈る。

その婚約指輪ではないリングを購入する際にさりげなく聞きだしておきます。また、この時に一緒に買いに行ければ、彼女の好みなどもわかるので、一石二鳥です。高い婚約指輪でサイズを間違えてしまうよりは、ここで1本、プレゼントして、好み、サイズを押さえておきましょう。

こっそり測る

彼女が眠っている間に、気づかれないように、薬指の第二関節に「糸」を巻き付け、糸が重なった部分にマジックなどで印をつけてサイズを測る。このときは、必ず伸び縮みしない糸や紐を使いましょう。

デートの時などに、「ストロー袋」「紙」を使って自分の指の太さと、彼女の指の太さを比べるふりしながら、調べてみるというのもありです。

自分の指に彼女の指輪をはめてみる

彼女の持っている指輪を、こっそり自分の指にはめて止まった位置に印をしておく。あるいは、デートの時に彼女の指輪を借りてはめてみる。

指輪が固定された位置を覚えておいて、ショップにいって、同じ位置のリングサイズで買うという方法。固定された位置を忘れないうちに、あるいは、さりげなくチェックした跡が消えないうちに、指輪を買いに行きましょう。

友人に聞き出してもらう

共通の友人がいる場合なら、女友達からさりげなくサイズを聞き出してもらうのも手。ただし、自分の指輪のサイズを知らない場合もあるので、聞き出せない可能性もあります。

そのほかにも、占い話をしてさりげなく測るといった説もあります。

プレゼントしたリングが合わなかった！　サイズ直しはできるもの？　

さて、なんとか彼女に知られずにサイズを測り、無事指輪を購入。サプライズでのプロポーズも決まり、いざ彼女が着けてみようとしたら、「サイズが合わなかった！」これはありうることです。

指輪のサイズを測るときの誤差、たとえば、サイズを測る糸を引く力加減でも変わりますし、指輪を借りたとしても、彼女が薬指につけている指輪でも、右手と左手、利き手がどちらかでサイズが変わります。また、彼女の状態、朝夕のむくみ加減などでも変わってしまいます。

そして、指輪のサイズは1mm違うだけで2～3号もサイズが変わってしまいます。

こう考えてくると、サプライズプロポーズには、誤差を覚悟でサイズ直しできるデザインの指輪を選んでおくことが大事かもしれません。

ところで、サイズが合わなかった場合のサイズ変更など、ジュエリーショップは受け付けてくれるでしょうか？　あるいは簡単にサイズ調整ができるのでしょうか？　

プロの意見を聞いてみた

ポンテヴェキオのジュエリーアドバイザーに聞いてみました。

「基本的に購入されたお店でサイズ直しなどの対応となるのが普通です。
ただ、デザインによってサイズ直しが難しいものもありますので、購入の際に注意が必要です。

できれば、ショップスタッフにサプライズの旨を伝え、どういったものを選んでおけば万が一の事態を避けられるか相談しておけば、後々のトラブルを避けられます。

購入されるお店によっては、そういった対応が得意な店とそうでない店がありますので、先に必ず確認することをおすすめします。

とはいえ、プロポーズの際に、リングが指に入らなかった、リングが大き過ぎたでは、せっかくの幸せな瞬間にがっかりですよね。

大事な人への一生に残る贈り物として、慎重にリサーチされることをおすすめします。」

「サプライズはうれしいけど…」、心から本当に喜んでもらうための心得とは。

サプライズはもちろん「うれしい」と思うものの、「プロポーズ」と「婚約指輪」という女性にとって最高にロマンチックなシチュエーションにもかかわらず、婚約指輪に対する、女性の憧れ、こだわりがあったりします。

実際に、多くの女性が「彼と一緒に選びたい」、もしくは「自分で選びたい」と望んでいるというアンケート結果もあります。

“婚約指輪選び”も、結婚準備の一環として、ふたりの未来のための贈り物なのですから、一緒に探したい・選びたいと思うのも当然のこと。

さらに言えば、一生使うものを選ぶのだから、彼女自身が気に入るものを、自分で選びたいと考えるのもうなずけます。

最近では、婚約指輪を結婚指輪との兼用使いを考える人や、重ね着けして楽しむ人が増えているなど、結婚後も婚約指輪を使用する機会が増えています。
もはや「婚約期間」だけの一過性のリングではないので、彼女がどんなシーンで、どのように婚約指輪を使いたいのか、にも心を配る必要があります。

どのように選び、購入するにしても、彼女に心から喜んでもらうこと以上に大切なことはありません。

サプライズプロポーズをキメるためには、彼女の指のサイズだけでなく、彼女の好みや、憧れ、こだわり、といった部分も理解して選んであげてくださいね。